N's TOMICA〜ノリスのWEBトミカ展示ケース 

 

TOMICA LIMITED No.21-40

 

 

 

No.22 IMPREZA WRX STi

2002/10発売

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 2000年に発売された2代目前期モデルを再現したトミカです。丸い大きなヘッドライトが印象的でした。

280馬力を発生させるスバル独自の水平対向4気筒エンジン搭載。

世界最強といわれるAWD(4WD)システムとの組み合わせは初代モデルからの伝統です。

このスポーツ志向のインプレッサですが登場当初はカローラ、サニークラスの小型大衆車として発売されていました。

海外でも発売され海外のパトロールカーにも採用されています。

三菱・ランサーエボリューションと人気を二分するWRC(世界ラリー選手権)参戦車両で

「WRX」は量産車レベルとはかけ離れたボディ強度と最高性能が与えられたモデルです。

「WRX」はかつてスバルのスポーティモデルを担っていたレオーネ RXからきています。

 

 

 No.23 PRESIDENT

2002/11発売

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このトミカは1973年8月発売の250型プレジデントです。

Y40型V型8気筒OHV3988ccとH30型直列6OHV2974ccエンジン搭載。

グレードはタイプA・B・C・Dの4段階でタイプDが最高級仕様となります。

アメリカ車が独占していた最上級サルーン市場に本格参入したモデルで日産のフラッグシップモデルであり、

最大の競合車はトヨタ・センチュリー。当時の国産乗用車の中で車体、エンジン共に最大サイズでした。

1965年10月発売の初代150型プレジデントが発売、日本で始めての最高級ショーファードリブンの登場となりました。

初代150型プレジデントのフロントマスクとリアエンドを中心としたビッグマイナーチェンジを受けた後期型といえます。

このモデルチェンジにより、おとなしいデザインから、押し出し感の強いデザインになりました。

1990年まで生産され続けられた長寿車です。現行車はシーマベースの3代目となります。

トミカでは1973年、No.81として発売されましたが、発売直前にこのビッグマイナーチェンジがあったため

急遽金型を修正して発売したそうです。

 

 

No.24 SKYLINE 2000GT-B (日本GP仕様)

2002/12発売

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1963年5月に鈴鹿サーキットにて日本初の大規模自動車レース

第1回日本グランプリが開催され、プリンススカイラインとグロリアは8位と惨敗。

第2回日本グランプリ制覇に向け、日本初のホモロゲーションモデルとしてスカイラインGTは開発されました。

ボディのフロント部を200mm延長し圧縮比と回転数を上げたG7型直列6気筒OHC1988ccエンジンを搭載。

第2回日本グランプリでは急遽参戦したポルシェ904(トヨタ自動車によるプリンスの勝利阻止策とも言われています)と

激しいバトルを展開し一時はトップに。しかし僅か1周で抜き返され、敗れ去ってしまいました。

しかし、ポルシェと対等に勝負をしたマシンとしてスカイラインの人気は急上昇しました。

このレースが「スカイライン伝説」の起源となり、今日のGT−Rに続いているわけです。

このトミカは第2回日本グランプリで生沢徹の乗る41号車スカイラインを再現したモデルです。

 

 

No.26 LANCER EVOLUTION W

2003/2発売

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 1996年8月発売。形式名はE-CN9Aです。

1992年以来三菱のWRC出場用ホモロゲーションモデルとして開発され進化したきた、ランサーをベースに

2000ccターボエンジンを搭載したスポーツモデルです。

市販車をベースにしたグループA車両で争われるWRC(世界ラリー選手権) で戦うために限定生産されました。

EVOLUTION Wはランサーのモデルチェンジにあわせ280馬力を達成、コーナリング性能を支える

アクティブヨーコントロール機構搭載、翌年以降のWRCを席巻していきます。

5ナンバーサイズとしては最終モデルとなった為、人気のあったモデルでもあります。

実はこのアクティブヨーコントロール(AYC)には異音が発生する持病があるそうで、

社外品に交換するケースが多かったそうです。

ライバルはスバル・インプレッサWRX STI。レガシィ受け継いで誕生したインプレッサWRX STI。

ギャランを継承したランエボ。この辺も何か宿命のようなものを感じますね。

 

 

No.27 FAIRLADY 240ZG PATROL CAR

2003/3発売

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1960年代後半、高度成長期の日本では高速道路が続々と建設されていきました。

それに伴いクルマの高速化に備え、スポーツカーベースのパトロールカーが登場してきました。

当初、初代シルビア、コスモスポーツなどがパトカーとして採用され、

1970年代に入ると最新国産スポーツカーのフェアレディZが採用されるようになりました。

Z432も活躍していたそうで、こんなのに追いかけられたら逃げ切れませんね^^

 

 

 

No.28 NISMO GTーR LM

2003/4発売

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 グループA制覇のため生み出されたGT−Rですが、あまりの強さゆえグループAのカテゴリー自体が中止。

その戦いの場をルマン24時間へと移していきました。

そのホモロゲーションモデルとして、NISMOが開発したモデルがNISMO GTーR LMです。

外見はR33GT−Rですが4WDではなく、FR駆動となるなど別物です。

1995年、1996年と活躍し、その後R390GT1へと引き継がれていきました。

 このトミカは1台のみ生産されたホモロゲーションモデルのロードカーを再現したモデルです。

シルバー一色ですが、それがまた凄味を感じさせます。

通常品トミカではトミーがスポンサーの長谷見昌弘氏の操る国内GT選手権仕様での発売でした。

 

 

No.29 SUNNY COUPE 1200 GX (カスタム仕様)

2003/5発売

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 1970年1月発売のB110型2代目サニーです。SU型ツインキャブを搭載するスポーティグレード「GX」を再現したトミカです。

直列4気筒OHV A12型1200ccエンジン搭載。よく回り、チューンの可能性を持ったエンジンで、

それに加え軽量な車体と安定した操縦性により非常に評価が高く、この1200GXは83馬力の高性能モデルで

ホモロゲーション期限の切れる1983年まで国内レースで活躍しました。

今でも走りの楽しめるモデルとしてマニアには人気があります。このトミカもストリートレーサー仕様になっています。

サニーも晩年は堅実な内容のコンパクトセダンというポジションになり38年の歴史に幕を閉じることになります。

オジサン車のイメージがありますが、昔は闘うマシンだったんですね。しみじみ。

 

 

No.30 DAIHATSU Copen

2003/6発売

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 2002年6月発売のダイハツコペンのトミカです。

 ビート、カプチーノに続く数少ない軽自動車のオープンカーです。

 リーザスパイダー生産中止以来、約9年ぶりのダイハツ軽スペシャリティカーになります。

軽自動車では初の世界初となる電動油圧ポンプによる開閉式ルーフのアクティブトップを装備したモデルです。

64馬力を発生する4気筒DOHCターボJB-DETエンジンを搭載。駆動方式はFFのみですが

価格は約150万円也。贅沢な2シーターの軽自動車ですね^^

 

 

No.31 LAMBORGHINI COUNTACH LP500S

2003/7発売

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 1974年から販売が開始されたLP400をカナダの石油王でF1チームのオーナであるウォルター・ウルフが購入し

量産化されなかったプロトタイプLP500のエンジンに載せ代え最高出力447馬力をたたき出し、

リアウィングとオーバーフェンダーを装着しタイヤを極太のピレリP7に換装。

こうして完成したモデルがウォルターウルフ・カウンタックです。

その完成度と外観は強烈でカウンタックがお手本にするほどでした。

1978年には、ウォルターウルフ・カウンタックを基にした改良型のLP400S

1982年には5リッターの市販車種であるLP500Sが発売されました。

カウンタックとはピエモンテ州の方言で、クンタッシッという「驚き」を表す言葉で、

LPはLongitudinale Posteriore(縦置きミドシップ)の意味です。

カウンタックのようなドアをガルウイングドアといいますが、これは間違いです。

車体に平行に跳ね上げるドアをガルウイングドアといい、カウンタックのようなドアは

シザースドア、ジャックナイフドア 、バーチカルドアなどと呼ばれます。

カウンタックは後方視界が異常に悪いので、バックするときはドアを上方に開け上半身を外に乗り出しバックします。

このバックさせる姿を「カウンタック・リバース」と呼びます。

 

 

No.32 STARION TURBO 2000 GSRーX

2003/8発売

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 1982年発売の三菱スタリオンです。G63B型直列4気筒SOHC2バルブ2000ccのターボエンジン搭載。

ギャランΛの後継車種として発売されたターボモデルです。

アメリカクライスラーブランドで、販売を予定していたためアメリカ人好みのデザインと

低〜中回転域を重視したトルク重視のエンジンのセッティングとなっていました。

キャノンボール2でジャッキー・チェンとリチャード・キールの乗るマシンとして登場しました。

ハイテクレースカーとして登場。危機をハイテク装備で切り抜け、

「さすがハイテクジャパンだぜ!」という台詞が記憶に残っています。

1990年:生産終了、後継車はGTOです。

車名の由来はスターとギリシャ神話ヘラクレスの愛馬の名アリオンをあわせた造語です。
よく言われているように種牡馬の意味ではなく、種牡馬STALLIONとはLとRの違いSTARIONが車名です。
種牡馬の方がなんとなくワイルドな感じがしますが(^_^;)

 

 

NO.33 DE TOMASO PANTERA GTS

2003/9発売

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 デ・トマソ・パンテーラはアメリカ・イタリア合作のスーパーカーです。

イタリア製の美しいボディにアメリカ製のワイルドな大排気量エンジンを搭載、

スーパーカーとしては初めて、大量生産性を重視して製作されたました。

1973年に発売されたパンテーラGTSはフォード製5.8リットルV8エンジンをミドシップに搭載し、

350馬力、、トルク50s/m最高速度は280km。ボディのウェストラインから下がブラックの塗装になっています。

1980年代まで改良を加えられ販売され、1990年代にも非常に少数ですが生産されていました。

 

 

NO.34 CEDRIC 2800SGL

2003/10発売

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 1975年6月発売の5代目330型セドリックです。

キャッチコピーは「美しいセドリック」。オイルショック、公害問題が叫ばれる中、プレジデントに次いで

2番目の昭和50年排出ガス規制適合車として発売したのがこの330型セドリックです。

デザインの美しいと環境性能の美しいとかけてある訳ですね^^

230型セドリックのデザインのコンセプトを引き継ぎ、さらにアメリカンスタイルになりました。

曲線を多用したデザインは古き良き時代のデザインですね。

横長のライトを立て、つり目にする暴走族の改造車としても人気がありました・・・。

 

 

NO.35 EUNOS ROADSTER

2003/11発売

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  1989年に発売された初代ロードスターです。

1600ccエンジンを搭載するNA6CE型と1600ccエンジンのパワー不足を改善した

1993年以降に発売された1800ccエンジンを搭載するNA8C型があります。

重くなったNA8C型 より軽く 噴け上がり感が軽快なNA6CE型を支持する愛好者が多いそうです。

 

 

NO.36 LOTUS EUROPA SPECIAL

2003/12発売

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 ロータスヨーロッパはミドシップにエンジンを搭載したロータス・セブンの後継モデルです。

軽量、ハイパフォーマンス、廉価であることを目標にして開発され、1966年に登場しました。

逆Y字型バックボーンフレームに繊維強化プラスチック 製の軽量ボディで構成されています。

このロータスヨーロッパスペシャルは 1972年に登場した最終型ヨーロッパモデルです。

 吸入空気をより多く吸い込むためにインテークバルブが大型化され

通称ビッグバルブと呼ばれる物に変更されています。

圧縮比も高められ、これらの変更により、最高出力は126馬力となりました。

 

 

NO.37 CEDRIC 280E BROUGHAM

2004/1発売

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 1979年6月発売の5代目430型セドリックです。

 先代の先代330型の曲線を多用したデザインから一新、直線的なデザインに変わりました

リミテッドNO.34 CEDRIC 2800SGLが330型ですからその違いに驚きますね。

この440型の目玉は日本初のターボエンジンの搭載です。

当時の運輸省は「ターボは不必要な性能向上のための装置で、暴走行為を助長する」として

国産車への搭載を認めませんでした。

このため日産は「ターボは燃費を向上させる装置」として排ガス浄化と低燃費を両立させることができるとして説明、

セドリック・グロリアで暴走する者はいないだろうとダメ押ししました。

こうして国産車へのターボの搭載が認められ、排ガス規制で「名ばかりのGT」、「牙を抜かれたGT」と言われた

スカイラインや、フェアレディZにも搭載されていきました。

 

 

NO.38 HASEMI SPORT ENDLESS Z

2004/2発売

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トミーが スポンサーをしている長谷見 昌弘監督率いるハセミモータースポーツ。

2003年度に登場したハセミスポーツ・エンドレス・Zです。

ベースはもちろん、フェアレディZです。全日本GT選手権・GT300クラスにて活躍しました。

 このトミカは2003年全日本GT選手権inTIで開催された開幕戦仕様です。

 

 

NO.39 MAZDA RXー8

2004/3発売

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 2003年に発売されたマツダ RX-8です。

ロータリーエンジンを搭載していますが、RX-7の後継車としてではなく、新規車種として発売されました。

RX-8 は「ファミリースポーツ」というコンセプトで、大人4人がゆったり乗れ

スポーツカーとしては珍しく4ドアのモデルになっています。

4ドア4シーターとはいえ走りに徹したモデルには違いありません。

マツダのスポーツカーに継承されてきたフロントミッドシップ。

前後の重量配分はほぼ50:50という理想値を誇っています。

この観音開きの4ドアは大株主のフォードの注文だったそうですが、

大人4人が乗れるスポーツカーというものもいいんじゃないでしょうか。

このトミカはアクション無しなんですが、この独特のドアの開閉が再現されると面白かったでしょうね。

 

 

No.40 TOYOTA 2000GT (SCCA)

2004/4発売

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 トヨタ自動車が企画、ヤマハ発動機が開発及び生産を担当して、1967年に発売された2000GTです。

性能スタイリングとも国際レベルから見ても本格的な日本初の「グランド・ツーリングカー」です。

エンジンはクラウン用M型をヤマハがチューニング、DOHC・ソレックスキャプ3連によって最高出力は150馬力でした。

足回りは前後ウィッシュボーン/コイルの4輪独立懸架サスペンション。

4輪ディスク・ブレーキ、リトラクタブル・ヘッドランプなど日本車初となる装備が採用されています

 内装の豪華さも当時のトップレベルでローズウッドの1枚板のダッシュボードやレザー張りバケットシート、

しかも「すべて純国産」をアピールしていました。もちろん、ボディも手造りの逸品です。

 価格のほうも当時の価格で238万円。クラウンが2台、カローラが6台買えるほどの価格でした。

それでもコストがかかり、生産期間を通じて常に赤字販売だったそうです。

1966年10月、谷田部のテストコースにおいて、平均206.02km/hでの72時間走行、

1万5000km走行時の206.04km/h、1万マイル走行時の206.18km/hの

3つの世界新記録と13の国際新記録を樹立。これは日本で初めてのFIA国際公認スピード記録となりました。

日本車で唯一ボンドカーとして『007は二度死ぬ』に登場するなど、世界的にも2000GTは知れ渡りました^^

モータースポーツでは国内はもちろん、海外でもシェルビー・アメリカンによりSCCA-Cプロダクションレースに参戦。

このトミカはそのモデルを再現したものです。

 

 

 

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